モノリシック マニュファクチュール スペシャルコンテンツ
「クラシック トゥールビヨン メテオライト マニュファクチュール」もっともエクスクル-シブなタイムピース<br><日本初ブティックオープン10月20日に初披露>

2023.10.17 Tue. update

「クラシック トゥールビヨン メテオライト マニュファクチュール」もっともエクスクル-シブなタイムピース
<日本初ブティックオープン10月20日に初披露>

今年2023年はフレデリック・コンスタント生誕35周年、そしてアイコニックなトゥールビヨンキャリバーの誕生15周年を祝う1年です。これを記念し、フレデリック・コンスタントはプラチナ製のクラシック トゥールビヨン メテオライト マニュファクチュールを発表します。わずか35本限定の希少なモデルは、文字盤にメテオライトを採用、時計は一つひとつ手仕事で丁寧に仕上げられています。時計の組立は、2名のマニュファクチュールの時計職人が担当し、最高水準のハンドメイド仕上げムーブメントが実現しました。

時計コレクターの期待に応える希少な35本限定のクラシック トゥールビヨン メテオライト マニュファクチュールは、手作業で製作されたシリアルナンバー入りの最上位モデルです。6時位置の開口部からは、2008年に開発したマニュファクチュールトゥールビヨンを愛でることができます。プラチナ製ケースにメテオライト文字盤を備えたこの時計は、現在市場で入手することのできる稀なトゥールビヨンモデルのひとつです。

ムーブメント:手仕上げの極み

新モデルの真骨頂は、一見しただけでは見逃されてしまうかもしれません。実に、このタイムピースに使用されているムーブメントパーツには、いずれも完全にハンドメイドの仕上げが施されています。このかつてない偉業は、マニュファクチュールムーブメントとコンプリケーションを手がけるメゾン専属の時計職人2名に託されました。

何週間にもわたる時を費やし、伝統的なツールや機器を用いてこの手仕事が実現され、あらゆるパーツに丹念な手仕上げが施されています。たとえば、炭やすりを用いたアングラージュやハンマーとパンチを用いた槌目仕上げ、あるいは、メテオライトダイヤルの風合いを再現させたブリッジとトゥールビヨンケージ受けにはわずか9ミクロンのサンドペーパー研磨を施しています。たった1つのブリッジの仕上げにも、2~3日間におよぶ作業が要されます。 ビーディングやサイドのグレイン加工も手作業で実現されています。見えない部分も含め、あらゆるパーツの両サイドに装飾があしらわれています。研磨されたブロックビスのように視覚的に愛でることのできるパーツには、とりわけ趣向を凝らした装飾が施されています。亜鉛プレート上でダイヤモンドポリッシングの研磨には、特に高度な技術が要されます。研磨されたビスは、光の当たり具合によってスチールからブラックに変化する色彩を帯び、ムーブメントの向きにより絶えず変化するコントラストを描き出します。ムーブメントには、この研磨ビスが40ピースほど配されています。ビス1つあたりの研磨と面取り作業には、約40分が要されます。
これらのパーツがひとつに組み立てられると、高級時計における厳格な品質基準に準じ、各パーツがチェックされます。このプロセスにより、フレデリック・コンスタントは独立系の時計工房に名を連ねることになり、マニュファクチュールの質が飛躍的な進化を遂げるとともに、将来的な開発における道が開かれるのです。

ダイヤル:1本1本がオリジナルの35本限定タイムピース

メテオライト文字盤は、卓越した職人技の貴重な証しです。ナミビアのギベオンに墜落したこの隕石(メテオライト)には、宇宙と人類そして天文学の関係性が集約されています。この時計は、それらの関係性において象徴的存在だといえるでしょう。宇宙の歴史が反映されたこの破片は、卓越した職人技の象徴でもあります。金属を多く含んだこのダイヤルを彫琢するには、比類のない技術が要されます。
希少なこの素材は、高度に含有されている鉄分によってもろく崩れやすいうえに、腐食による大きく劣化することがあります。このために、完全にフラットでなめらかなディスクを切り出す作業には熟練の技術が要されます。さらに、ムーブメント機能を阻害することのないよう、いかなる破片の剥離も許されません。このため、厚さわずか0.5㎜のメテオライト文字盤にはルテニウムコーティングが施されています。この加工によって、メテオライトの持ち味である自然のグレーの輝きを高め、ダイヤル表面を酸化作用から守ります。
天然素材のメテオライトを使用したダイヤルには、一つひとつ異なる表情をもつため、限定35本は、35本のオリジナルピースの登場というべきでしょう。

美しい調和のとれたタイムピース

メテオライト文字盤の色合いと調和した美しい時計を実現するために、ムーブメントにもルテニウム仕上げを採用しています。これは、フレデリック・コンスタントや時計業界においても珍しい仕上げプロセスです。シリアルナンバー(トゥールビヨンケージとケースバックに刻印)を含めたあらゆる刻印にはロジウム加工が施されているため、いっそう鮮やかな輝きとともに文字が浮かび上がります。ローターには真鍮、周囲の部分にはタングステンを使用しました。18Kゴールドよりも高い密度のこの素材は、動作時により大きな慣性が可能になることから、バレルのぜんまいをより迅速に巻き上げます。ローターのあらゆるパーツにも、ルテニウムコーティングが施されています。
クラシック トゥールビヨン メテオライト マニュファクチュールは、39㎜径のプラチナケースを擁します。希少なプラチナ製のケースとメテオライトダイヤルの組み合わせは、ブランド初となります。

マニュファクチュール トゥールビヨン

2008年に発表したマニュファクチュールトゥールビヨンFC-980は、完全自社開発しました。シリコン製のガンギ車ならびにアンクルが採用しケースバックから眺めることができます。38時間のパワーリザーブを備えています。
トゥールビヨンの開発には、ウォッチメイキングにおいても特別な知識が要されます。もともと時間計測の向上に向けて設計されたトゥールビヨンは、その精密なメカニズムをダイヤルから視覚的に愛でられることによって広い人気を博するようになりました。
アンクル受けとガンギ車、左右に触れるテンプ、同心円状の動きをみせるゼンマイといった時計の心臓部を成すアーキテクチャとその動きを堪能することができます。トゥールビヨンケージ上に配された針は秒を刻みます。
また、フレデリック・コンスタントは、シリコンの持つ利点を最大限に利用するため、いち早くパーツにシリコンを用いた最初の時計会社のひとつです。ガンギ車とアンクルにシリコンが採用され、紫色のこのパーツの重さは、エスケープメントの他パーツ、調整機構、そしてトゥールビヨンケージを合わせてもわずか0.59グラムにしかすぎません。これにより、動作時のエネルギー消費が非常に低く抑えられます。

【クラシック トゥールビヨン メテオライト マニュファクチュール】FC-980MT3HPT


FC-980MT3HPT
自動巻き〔自社ムーブメント FC-980〕、トゥールビヨン、ハートビート、メテオライト文字盤、ケース径39㎜、ケース厚10.99㎜、3気圧防水、プラチナ/アリゲーターストラップ、世界35本限定

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