モノリシック マニュファクチュール スペシャルコンテンツ
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JOURNAL 08

見やすいビッグデイトを初搭載。
ビジネスでもドレッシーでも重宝
する使い勝手の良い実用時計

実用機能をエレガントな感性で包み込む

1988年に家族経営の独立系メゾンとして産声を上げたフレデリック・コンスタントは、2023年に創業35周年を迎えました。この一つの節目を記念して、新しいマニュファクチュールキャリバーを発表しました。それが、ビッグデイト、ムーンフェイズ、パワーリザーブインジケーターという3つの機構を備えたキャリバー<FC-735>です。

フレデリック・コンスタントはスイス高級時計の伝統を重んじながらも、その一方で常に新しさを追い求めてきました。そうした進取の気性を最もよく物語るのが、自社で開発・設計・製造を行うマニュファクチュールキャリバーです。このたび発表した<FC-735>もその例に漏れません。今回、開発陣が挑んだのが、フレデリック・コンスタント初となる大型の日付表示、すなわちビッグデイト機構です。

一般的な日付表示は、2桁の日付を1枚のディスクで表示します。それに対して、ビッグデイト機構は10の位と1の位をそれぞれ専用のディスクで表示します。2枚のディスクを用いるため設計や製造には高い技術が求められますが、その分、一般的な表示の倍以上の大きさで日付を表示することが可能となります。

このビッグデイト機構を備えた31番目の自社開発キャリバー<FC-735>を搭載したのが、「クラシック パワーリザーブ ビッグデイト マニュファクチュール」です。文字盤の2時と3時の間に見やすいビッグデイトを配置し、9時位置にぜんまいの残量を示すパワーリザーブ表示を置いた実用性の高いモデルです。また、ムーンフェイズ機構を含めた3つの機能の調整、時刻合わせ、ぜんまいの巻き上げのすべてが一つのリューズだけで行える、ユーザビリティーの高い設計になっています。

そしてもう一つ特徴的なのが、そうした実用的な機能を備えながらも、伝統的な高級時計に見られるエレガンスを兼ね備えていることです。このモデルのために再設計されたケースのフォルム、オニオン型のリューズ、アルファ針や楔形のインデックス、さらに6時位置に置いたムーンフェイズ機構などが相まって、全体に優美な気品をたたえています。デイリーユースに好適な実用時計であると同時に、ドレッシーな装いに調和するエレガントウォッチでもあります。

プレステージ感が高い限定モデルも

この新しい「クラシック パワーリザーブ ビッグデイト マニュファクチュール」は、ブランドの創業35周年を祝し、4つのモデルが一挙に登場しました。

そのうち2つは限定モデルで、1つはプラチナ製ケースにメテオライト(隕石)文字盤を合わせたモデル。メテオライト特有のテクスチャーがダイヤルに奥行きを与えるプレステージ感の高い一本です。もう1つは18Kローズゴールド製ケースにグレーダイヤルを合わせたモデル。こっくりとしたゴールドの光沢とソレイユ装飾を施した文字盤の組み合わせが、この上ないほど優美な雰囲気を漂わせます。世界限定数は35周年にちなんでそれぞれ35本と350本です。

4モデルのうちの残りの2つは、限定数のない通常モデルです。ステンレススチール製のケースにソレイユ装飾を施したブルーもしくはシルバーのダイヤルを合わせ、より普段使いしやすいデザインになっています。

4つのモデルいずれも、機能性の高さや仕上げのクオリティーに対して価格が抑えられており、ラグジュアリーなタイムピースを適正価格で提供するという理念は一貫して変わることがありません。「手の届くラグジュアリー」というフィロソフィーは、創業35周年を経てなお、フレデリック・コンスタントの根幹を成す哲学であり続けているのです。